CustomFieldEx

既存のカスタムフィールドに加えて、
以下の種類のカスタムフィールドを提供するプラグインです。


動作環境
ライセンス
インストール
チュートリアル
更新履歴

2018-05-21

MT7での動作確認済みです。

2015-03-10: バージョン1.101を公開

  • パスワードタイプの暗号化方式を変更しました。
  • バージョン1.100までは暗号化にDESを使用していましたが、1.101にてMD5に対応しました。
  • デフォルトはMD5になります。
  • 既存のパスワードはDESのままです。新たに保存し直すとMD5に変わります。
  • もしDESで使用したい場合は、mt-config.cgiに「CryptType DES」と記述してください。

2013-09-27: バージョン1.100を公開

  • カスタムフィールドのオプション設定を使いやすくしました。
  • 従来はテキストで全オプションを入力する形でしたが、項目個別に設定できるようになりました。

ss13.jpg

2013-06-07: バージョン1.032を公開

  • プレビューから編集画面へ戻る際に、拡張チェックボックス、拡張ラジオ、拡張テキストの値がクリアされる不具合を修正
  • 都道府県パーツの選択肢に、未選択のオプションを追加


2012-05-24: バージョン1.031を公開

  • パスワードタイプで、MD5方式の場合正しく照合できない不具合を修正


2011-09-05: バージョン1.03を公開

  • 拡張テキストにフィールド分割機能を追加


2011-08-08 : バージョン1.02を公開

  • パスワードタイプを追加


2011-04-13 : バージョン1.01を公開

  • 拡張チェックボックス機能を追加
  • 拡張ラジオボタン機能を追加


2011-03-13 : バージョン1.0を公開





整数

整数型のカスタムフィールドを利用可能にします。
数値として保存されますので、ソートの際に正しく機能させることが出来ます。
入力値が整数(マイナス値を含む)であるかチェックをかけられます。
オプションにより最大・最少値を設定できます。



浮動小数

浮動小数型のカスタムフィールドを利用可能にします。
数値として保存されますので、ソートの際に正しく機能させることが出来ます。
入力値が浮動小数(マイナス値を含む)であるかチェックをかけられます。
オプションにより最大・最少値を設定できます。



メールアドレス

メールアドレスとして妥当な値であるか入力チェックがかけられます。
オプションにより最大・最少文字数、ユニークチェックを設定できます。



電話番号

数字およびハイフンのみであるか入力チェックがかけられます。
電話番号に限らず、FAX、郵便番号としても利用できます。
オプションにより最大・最少文字数、ユニークチェックを設定できます。



拡張テキスト

オプションにより様々な入力制限を設定できます。

利用可能なオプション
* max-length=X (最大X文字)
* min-length=X (最低X文字)
* numeric-only (半角数字のみ)
* alphabet-only (半角英字のみ)
* ascii-only (半角英数記号のみ)
* unique (ユニーク)
* fields(分割したいフィールド名を「;」区切りで指定)
* fields_splitter(分割に使用する区切り文字)

例)
"min-length=5,max-length=10,ascii-only": (5-10文字の半角英数記号を要求します)

フィールド分割機能
ひとつのカスタムフィールドを複数の入力フィールドに分割することができます。
オプションに fields=xxx;yyy;zzz のように「セミコロン」区切りでフィールド名を指定します。

例)
"max-length=10,fields=姓;名"

この場合、以下のようなフィールドが作成されます。
sample.png
最大文字数のチェックは、それぞれのフィールドで行われます。
この例では、姓が10文字以内、名も10文字以内というチェックが行われます。

保存された値は半角空白で結合したものになります。例)「ソルメイク 太郎」

半角空白以外で結合したい場合は、
オプションにfields_splitterで指定します。

例)
"max-length=10,fields=姓;名,fields_splitter=%"

この場合、「ソルメイク%太郎」のように保存されます。

制限事項
fields_splitterに指定した文字をデータとして入力することはできません。
例えばfields_splitterに「%」を指定した場合は、姓、名に「%」を入力することはできません。



都道府県

都道府県を選択するドロップダウンを提供します。
基本的に既存のドロップダウン型と同じです。
あらかじめオプションに47都道府県が設定されています。




拡張チェックボックス

複数のチェックボックスを一つのグループとして扱えます。
チェックボックスそれぞれにテキストボックスを付属させることも出来ます。

カスタムフィールドの作成画面で、オプション(テキストエリア)に

リンゴ
バナナ::text
ミカン::text

と入力すると、リンゴ、バナナ、ミカンのチェックボックスが作成されます。
バナナとミカンにはテキストボックスが付属します。
テキストボックスを付属させるには「::text」をうしろに付けます。




拡張ラジオボタン

ラジオボタンそれぞれにテキストボックスを付属させることが出来ます。

カスタムフィールドの作成画面で、オプション(テキストエリア)に

リンゴ
バナナ::text
ミカン::text

と入力すると、リンゴ、バナナ、ミカンのラジオボタンが作成されます。
バナナとミカンにはテキストボックスが付属します。
テキストボックスを付属させるには「::text」をうしろに付けます。





パスワード

パスワードタイプのカスタムフィールドです。

  • 入力された値は、暗号化した形で保存されます。
  • 複合化は出来ません。
  • 未入力の場合、保存されている内容を更新しません。
  • バージョン1.100までは、DESによる暗号化となっています。
  • バージョン1.101からは、MD5による暗号化になります。
  • DESのまま使いたい場合は、mt-config.cgiに「CryptType DES」と記述してください。


ある文字列($str)がパスワードとして正しいかチェックするには?

他のMTプラグインから行う場合

例)
my $password = $entry->meta('password');    # カスタムフィールドに保存されている暗号化されたパスワード
require CustomFieldEx::Password;
my $crypted_str = CustomFieldEx::Password::crypt_password($str, $password);    # 調べたい文字列を暗号化
if ($password eq $crypted_str) {     # 暗号化した値が等しければパスワードとして正しい
print "OK";
}else{
print "NG";
}





動作環境

MT5.1x, MT5.2x, MT6.x, MT7.xにて動作確認済み

MTEZ対応

ライセンス

MovableType個人ライセンスをご利用の方は、無償でご利用いただけます。
MovableType有償ライセンスをご利用の方は、有償となります。
価格は11,000円(税込み)/1サーバとなります。

※動作確認や機能評価の際は、無償でご利用いただけます。


お支払い方法

下記の口座へお振り込みください。

みずほ銀行 五香支店

口座番号 :1675624 株式会社ソルメイク

請求書をご希望の場合は、こちらからお問い合わせください。

ご購入に関するご質問はこちらで受け付けております。


インストール

ダウンロードしたファイルを解凍し、{MTインストールディレクトリ}/plugins/ にコピーして下さい。
MT管理画面のシステムのプラグイン設定画面で、CustomFieldExが有効になっていることを確認してください。

チュートリアル

ブログ記事に、「担当者メールアドレス」という名前の、
メールアドレス型(文字数制限5-100文字)のカスタムフィールドを作ってみましょう。

サイドメニューから「カスタムフィールド>新規」を開きます。

* システムオブジェクト = 「ブログ記事」を選択
* 名前 = 「担当者メールアドレス」と入力
* 種類 = 「メールアドレス」 を選択

howto1.jpg

「オプション」に「min-length=5,max-length=100」と入力します。(必ず半角で入力してください)
オプションの設定は任意です。何も設定しなくてもかまいません。
複数のオプションを設定する場合は、上記のように半角カンマ「,」で区切ってください。

howto2.jpg


「ベースネーム」「テンプレートタグ」を設定し、
保存ボタンでカスタムフィールドを保存します。

ブログ記事の作成画面を開きます。
右上の「表示オプション」で、先ほど作成した「担当者メールアドレス」にチェックを入れ、編集画面に表示させます。
howto3.jpg

メールアドレス型の「担当者メールアドレス」が追加されました。
「最大100文字, 最低5文字」と注意書きが表示されています。

howto4.jpg

メールアドレスとして正しくない文字列「abc123」と入力して保存してみましょう。

howto5.jpg

メールアドレスとして正しくないため、入力エラーとなります。
このようにカスタムフィールドの入力チェックを強化することが可能になります。